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リトルグリーンライフ

アマチュア農家の日誌

【農家の知恵】踏み込み温床の作り方

2017 踏み込み温床 農業日誌

 

そろそろ春キャベツや半促成野菜の播種時期……!しかし季節は現在冬。この時期にそのまま播種して芽吹く野菜は無い。が…!一手間かければ芽が出る、苗が出来る、早出しが出来る。そう、踏み込み温床ならね。

 

 

踏み込み温床とは?

発酵熱を利用して苗を仕立てる為のものです。主に2~3月、夏野菜苗の仕立てに使われます。

まだ寒い時期に苗を仕立てることで早期出荷が可能になり、トータルの収穫期間も伸ばすことが可能になります。

 

踏み込み温床は手間がかかる為、電熱線を使って苗を作る農家が殆どですが、新米貧乏農家(私)は堆肥代節約のため腐葉土を作るので一石二鳥だと思って行っています。

 

材料

  • 落ち葉
  • 米ぬか(鶏糞)

 

作り方

1)囲いを作る

長期間発酵熱を得るにはある程度の深さと面積が必要になります。

囲いは、保温効果の高い古畳や稲わらを使うのが一般的ですが、手に入りづらいので今回はコンパネを使用します。

 

コンパネで横幅300cm、奥行150cm、高さ45cmの囲いを作りました。しかしこれだと深さが無いので土を掘りあげ50~100cmの深さになるように調節します。

 

 

2)踏み込む

落ち葉、米ぬか、水を投入してよく混ぜ、踏み込みます。これを何回か繰り返します。

踏み込んで3日くらい経つと70度くらいに上がり、1週間程度で20~30度に落ち着きます。そこから2ヵ月温度が下がらないように管理します。

 

まとめ

上手く発酵熱を出すために、c/n比について考える必要があります。

分解を上手く進めるには25~40程度のc/n比にするのが良いとされています。

落ち葉のc/n比は30~50とされており、発酵を促進したければc/n比の低い米ぬかや鶏糞を投入すればいいという訳です。

発酵熱が高すぎれば、c/n比が高く分解しにくい稲わらや籾殻を投入すればいいと思います。

 

しかし自然物の為、c/n比を理解していても材料の重さをきっちり計るのは難しいところで、インターネットを使っても割合を記載しているサイトは見つかりませんでした。結局カンだより、考えてもムダというヤツです…。